西武鉄道無人化に関する調査報告(3月13日)
2025年2月21日に西武鉄道から『一部の駅における営業体制の変更について』が示されました。
2025年3月25日(火)以降、西武線の一部の駅で「窓口での対応を終了」「インターホンによる遠隔対応駅へ変更する」という内容が記載されており、それらの駅を利用する障害者にとって非常に大きな問題となっています。

【インターホン拡大写真】

どこに、どのように設置されているのか?
当事者は、実際に利用できるのか?
確かめるために
すでに設置されているという
西武池袋線西所沢駅に3月13日に調査に行ってきました。
【西所沢駅:券売機】

↑の写真中央、白いカバーのかかっているところが
インターホン設置場所。

↑電動車椅子ユーザが近づけるのか、手が届くのか確かめている。
結果届かず。

↑単独型のインターホンも設置されていた。
こちらもまだカバーがかかっているが
電動車椅子ユーザーが近づき、手を伸ばしてみる。

↑上は、4 月 1 日から運用開始予定の
遠隔対応のためのインターホン設置場所
手動車いすユーザーが
使用できる位置かどうか確かめているところ。
届くがギリギリである。
【駅内:清算機】

こちらは、精算機側に設置されているインターホン。
手動車いすユーザーは近づけているし、届いている。
角度や高さから、こちらのほうが券売機前より届きやすい。

↑は精算機の台の下に車いすが入り込んで近づける
スペースを確かめている。

↑電動車椅子ユーザーが手を伸ばしてみるが…
手は届かず。

↑こちらの写真は
電動車いすで精算機前のインターホンにギリギリまで
近づける空間があるのかを確認している。足元までは入れている。
ただ、足元に箱型の何かが設置されており、車椅子が入りにくくなっている、ここにある意味は何だろうか?
【駅内:掲示板】

駅構内掲示板に、
4 月 1 日から、遠隔対応駅(インターホン呼び出しにより、駅係員が対応)
となる旨の重要なお知らせ掲載。

↑お知らせ拡大版

↑今回の遠隔対応についてお知らせ。
3月25日には無人化が始まったため(西所沢駅は4月1日)
自立生活センター・小平としては西武鉄道とさらなる話し合いを3月27日に行っています。
この日の進展はまたこちらのブログにて後日アップします。
塩崎